タバコを吸わない生活を始めましょう
私は、21歳からタバコを吸いはじめ、33歳まで吸っていました。 多いときで1日70本のタバコを吸っていました。 また、お酒を飲んでいるときは、たった2時間程度で2箱のタバコを吸ってなくなるということも多々ある状態でした。
そんな私ですが、ひょんなきっかけで禁煙をする決断をしました。
私がタバコをやめるきっかけを作ってくれたのは、当時の彼女です。私と彼女は、私の部屋のテーブルを挟んで向き合う形で座り一緒に夕食を食べていました。そして、夕食を食べて終わり、いつものようにタバコに火を付けます。 ここまでは普段どおり。
だったのですが、ここでびっくりする出来事が起こったのです。
「吸いすぎ~~~~~~」
と私の前に座っていた彼女に大きな声で言われました。
今まで彼女にこんなことを言われたことがないのでビックリ。今まで彼女は私に「~してほしい」とか「~してはダメ」と言ったことがなかったので、「これは大変なことになったぞ」と一瞬で悟りました。
そして、私の口から出た一言とは・・・
「じゃあ、禁煙するよ」
もう後戻りはできません。 彼女は、私の禁煙宣言を聞いて何事もなかったように残りのご飯を食べていました。
そして禁煙をして15年。それから一度もタバコを吸っていません。 そこで、現在、禁煙したいという方に私が行った禁煙までの7ステップをご紹介したいと思います。 尚、「禁煙に失敗したらどうしよう」と思っている方は5回禁煙に失敗した友人がチャレンジも一緒に読んでみてください。 あと、自分が禁煙したいのではなく彼氏や旦那にタバコをやめさせたい方はこちらを参考にしてください。
現在、タバコを吸っている方は一度は、「タバコを止めたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。 また、何度も禁煙に失敗した方もおられることでしょう。 私も何度も禁煙に失敗してきました。 私も、12年ほどタバコを吸っていたので、タバコを吸いたいという気持ちもわかります。 ただ、今では「タバコを吸わなくなって本当に良かった」と思っています。
タバコを止める方法はいろいろあると思います。 どんな方法を使ってもいいと思います。 もし、以下で紹介している方法なら禁煙できそうと思ってもらえたなら、是非実践してみてください。
禁煙をしたいという気持ちになるにはさまざまな理由があるでしょう。
「病気をしてしまい、健康の大切さを実感!」
「生まれてきた子供のために」
「タバコを吸っていると肩身が狭いと感じるようになった」
「タバコの値段が上がるためお小遣いがすぐなくなる」
今はタバコがない生活が考えられないでしょうが、「禁煙して本当によかった」と心から思えるときが必ず来ます。 このサイトに訪問していただいたのも何かの縁です。 この機会に禁煙をはじめてみませんか?
禁煙までの7ステップ
ステップ1
これから私が行なった禁煙方法をご紹介します。 ステップ1から7まであります。
まず、ステップ1で行なってほしい事をお伝えします。あなたは、どうして禁煙しようと思ったのですか。 本当にタバコを止める必要があるのですか。もしかしてタバコを止める必要はないのではないのですか。
どうでしょうか。少し挑発的な感じで質問させていただきましたが、やっぱり、禁煙したいですか? タバコを止めようと思うことに嘘偽りはありませんか?
まだ読んでいますか。
ここまで読んでいただけるということは、タバコを止めるという強い意志があなたにあるということですね。
では、どうして禁煙をしようと決めたのかをどんな紙でもいいですので、書いてください。 例えば、「最近、タバコを吸うと気分が悪くなるから」「タバコを止めないと彼女に別れると言われているから」など
書けましたか?
書けましたら、その紙を普段開けることのない引き出しなどに入れてください。今あなたに書いてもらった紙は、もう見ることはありません。 ただ、紙に書いたことは忘れないでください。
ステップ1はここまでです。お疲れ様です。
ステップ2
ステップ2で行なってほしい事をお伝えします。 禁煙をすることをある人に宣言してもらいます。 尚、宣言してもらう「ある人」は以下の条件を満たした人にしてください。
その条件とは、もしタバコを止めることができなかったときに、「やっぱりダメだったのね」とか「お前にタバコが止めれるなんて思っていなかったよ」とか「あなたって意思が弱いのね」のような言葉をあなたに言うであろう人に宣言をしてください。
つまり、タバコが止めれなかったときに自分のプライドが傷つけるような発言をする人に宣言してください。「禁煙します」と言ったら後戻りはできない状態を作ってください。
ステップ2ではタバコを止めることを宣言する人がキーポイントになります。自分の周りにいる人を思い出してください。
「彼氏・彼女・旦那さん・奥さん・子供・上司・部下・友達」
誰が適切な人かを考えてください。
禁煙を宣言する人が決まりましたら、勇気を出して「禁煙することにした」と言ってみましょう。
いいですか。 慌てる必要はありません。すぐに宣言する勇気が出なくても自分を責めないでください。 このステップができましたら、これ以降スムーズに進めると思います。ステップ2お疲れさまです。
ステップ3
ステップ3に突入します。
まず、ステップ2で宣言をした人の前だけタバコを吸うことを止めてください。それ以外はタバコを吸っていただいて結構です。
ただ、1つだけ注意してほしいことがあります。
タバコを吸わない人は、タバコの臭いにとても敏感です。 あなたからタバコの臭いがすると、宣言した人に「禁煙してないじゃん?」と思われます。 そこで、宣言をした人と会うときは、ガムを噛んだり、香水を付けて、タバコの臭いを消すようにしてください。
宣言した人の前で自然にタバコを我慢できるようになったら、ステップ4へお進みください。 尚、ステップ3とステップ4は最低でも1週間空けるようにしてください。 ステップ3お疲れさまでした。
ステップ4
これからステップ4に入ります。ステップ4では、ステップ2で宣言した人の前でタバコが吸いたくなったときの対処方法をご紹介します。
タバコが吸いたくなったら、まず、つばを飲み込みましょう。たったこれだけです。とても簡単ですが、すごい効果がありますので、私を信じて試してください。
ステップ4もステップ3と同様に宣言をした人の前だけタバコを我慢すればいいです。もし、宣言をした人の前でどうしても吸いたくなったら、つばを飲みこむ。 これだけしっかり覚えておいてください。 次はステップ5です。 ここから中盤戦に突入していきます。
ステップ5
ステップ1~4までを実践してみて、今の心境を教えてください。ステップ1~4のおさらいです。 今、あなたは、「禁煙する」と宣言をした人の前だけタバコを吸っていない状態のはずです。
ということはあなたは、完全に禁煙をしていないということです。
宣言をした人は、あなたが禁煙していると思っているでしょう。 でもあなたは完全に禁煙している訳ではありません。
もしかして、少し罪悪感を持っていますか?
嘘をついていることに後ろめたさがありますか?
もしそうならば、それは普通の感情です。つまり、そのように感じるのは当たり前のことですので、気にしないでください。
ステップ5まで進まれたあなたは「このまま嘘を付いていてもいいのか?」「本当にこのまま続けて禁煙できるのか?」と思っているかもしれません。 ステップ5まで来るといろいろな葛藤があなたを襲います。
今、私が言えることは・・・
「あなたが今素直に感じていることをしっかり覚えておいてください」
それでは、今までどおり、宣言した人の前だけタバコを吸わないようにしてください。
ステップ5を読み、1週間経過しましたらステップ6にお進みください。
ステップ6
早速ですが質問があります。
今日、あなたは何時間、タバコを吸いませんでしたか。
「3時間?」それとも「8時間?」
タバコを吸わなかった時間はイライラしませんでしたか?
もし、「別に苦痛ではなかった」と思ったのなら、それはすごい成長している証です。 自分を褒めてあげてください。
そして、「なんか禁煙できそうだ」と少しでも思ったらステップ7にお進みください。 慌てなくていいです。 自分の感情に素直になって次のステップ7に進んでください。
ステップ7
突然ですが、あなたの今の現状についてどのように思われますか?
もしかして・・・
「今日、6時間も禁煙できたぞ」
「えっ!」
「これなら完全な禁煙ができるかも」
もし、このように思われましたら、あなたのポケットに入っているタバコとライターをすぐにゴミ箱に捨ててください。
考えていてはダメです。すぐ行動に移す! ためらっていてはダメ!
どうですか。 タバコとライターはゴミ箱に捨てられましたか?
これで完全な禁煙ができます。
タバコがなくても大丈夫!
「えっ!」
でもタバコが吸いたくなったら・・・
ステップ4を思い出してください。
そうです。
つばを飲み込むのです。
お疲れさまでした。
「えっ!!!!!」
ここまで読んでいるということは、もしかしてタバコとライターを捨てられなかったのですか?
そんなときは、もう一度、宣言する人を変えてステップ1からしてみましょう。 焦る必要はありません。 禁煙できるまで何回でもチャレンジしましょう。
5回禁煙に失敗した友人がチャレンジ
私には営業マンの友人がいます。その友人から「5回禁煙したけど、5回とも失敗した。どうしたらいいか?」という相談を受けました。 そこで、禁煙までの7ステップを教えました。するとその友人は、「教えてもらった方法でやってみるわ」と言ってくれました。
それから1週間後にその友人から連絡がありました。「ステップ2に書かれている禁煙宣言がなかなか言えない」という連絡を受けました。実は、上記のステップ2で躓いている人が結構いることがわかりました。理由は、「宣言する人が見つからない」「宣言する人が見つかっても禁煙宣言ができない」の2つです。
ステップ2からステップ5で大切なポイントは、「イヤでもタバコが吸えない環境を作る」ということです。「絶対禁煙するぞ」と誓ってもなかなか禁煙に成功しません。しかし、イヤでもタバコを吸えない環境を作れば、吸いたくても吸えないですよね。
そこで、友人のために「ステップ2」の宣言する以外の方法を考えてみました。 例えば、名古屋から東京まで全席禁煙の新幹線に乗ったとしたら2時間はタバコが吸いたくても吸えないですよね。 これが「イヤでもタバコが吸えない環境」の一例です。 そこで、営業マンの友人は外回りが多く、喫茶店で仕事をすることが多いと聞いたので、全席禁煙の喫茶店やファーストフードを調べてもらうようにました。
そして、喫茶店で仕事をするときは、全席禁煙の喫茶店に行ってもらうようにアドバイスしました。 喫茶店には3時間程度いることが多く、最低でも3時間はタバコが吸えない状態になります。 まず最初の2週間については、全席禁煙の喫茶店に行ったときだけ吸わないようにしてもらいました。 それ以外は、普通に吸いたいときに吸ってもらいました。
そして、2週間が経過したときに、友人に連絡を入れました。「2週間経過したけど、どう?」と友人に聞いたら「最近は、喫茶店で仕事をした後でもすぐに吸いたいとは思わなくなった」 さらに、「つらくない?」と聞くと「喫茶店なら全然平気」という答えでした。
最後に、「朝(9時)から外回りで喫茶店に行く(午後2~5時)までタバコを止めれそう?」と聞きました。「うん、やってみる」と言ってくれました。 もし、これができるなら、1日、6時間程度は吸わないことになります。
さらに1週間が経過しました。
友人「今は、夕食の後に吸うぐらいになった。自分でもびっくりしている」
私「禁煙できそうじゃない?」
友人「うん、できると思う」
私「じゃあ、タバコとライターはいらないよね」
友人「まああ?」
私「タバコとライター捨てれば」
友人「え?」
私「今すぐ捨てよう」
友人「今すぐ?うんわかった」
友人が禁煙に成功して1年が経過しました。 上記で紹介している禁煙法のポイントは2つあります
イヤでもタバコが吸えない環境を作ること(ステップ1~5)
「禁煙できるかも」っていう状態を作ること(ステップ6、7)
5回も禁煙に失敗した友人でも成功しました。 あなたも絶対にできます。
彼氏や旦那にタバコをやめさせたい
上記で書きましたが、私が禁煙できたには彼女のおかげです。 現在、タバコを吸っている彼氏や旦那は一度は禁煙したいと思ったことはあるはずです。
なので、あなたが禁煙するきっかけをどうやって作ってあげるかがカギになります。
私の彼女のように突然「吸いすぎ」って旦那や彼氏に言うのもアリだと思います。
そのとき、彼氏や旦那がどんな反応を示すのか気になると思いますが、あなたは何も言わずにその場を離れてください。そして、何事もなかったようにふるまってください。すると、旦那は先ほどあなたが言った「吸いすぎ」っていう言葉が気になって仕方がないはずです。そして、あなたに「どうしてそんなことを行ったのかを聞いてくるでしょう。
そのときは「いや別に・・・」というだけにしましょう。
その後、彼氏や旦那が話かけてきたら、旦那の話に耳を傾けるだけにしてください。 つまり、聞き役に徹して聞いてください。 もし、「すぐに禁煙できない」と言われても、それに対して反論はしないでください。あなたは、うなずくだけにしてください。
この段階では、禁煙を意識させることができただけでも成功だと思ってください。
そして、次の手を打ちます。
それがプレゼント攻撃です。
あなたが「吸いすぎ」って言ってから1ヶ月経過したら、禁煙に役立つグッズを何の前触れもなくプレゼントしましょう。
一番いいのが「離煙パイプ」。 それを彼氏や旦那の見えるところに置いておきましょう。ここであなたから禁煙グッズについて触れないでください。
「なにこれ?」って聞いてくるのを待ちましょう。
そのとき、あなたは「吸いながら禁煙できんだって。なんかよさそうだから買ってみた」と言うだけにしてください。 決して「使ってね」とは言ってはいけません。
あなたがプレゼントした禁煙グッズを使うか使わないかは本人に任せるのがポイント。もし使ってくれたら、温かく見守りましょう。使ってくれなくても、絶対あなたがプレゼントしたグッズは気になっているはずなので、数ヶ月以内には「俺、禁煙してみるよ」って言ってくれる確率は高いです。
是非、試してみてください。これで彼氏や旦那はタバコをやめてくれますよ。